RKB毎日放送 創立60周年記念番組:『塩の道から空の道へ』に出演

7月の初めに拙著『塩の道・一人行脚』の出版社「文芸社」から突然電話が入りました。その内容は、九州のRKB毎日放送が「塩の道」に関しての特集番組を放送するので、一人行脚をされた小生にインタビューをさせて欲しいとの要請があり、いずれRKB毎日の方から直接連絡があるのでよろしく、との事でした。

そして7月末、局の番組制作担当の方から電話があり、「来る10月から『塩の道から空の道へ』という題名のRKB毎日放送60周年記念番組が半年間始まりますが、その中で塩の道について特集があるので、その番組の中で是非静岡県・相良町から新潟県・糸魚川市までの全長350kmを一人で歩き切った宮原さんの体験談を話して欲しい、という内容でした。

私としても、信濃大町から糸魚川市への最終章の行程の中で、北小谷・来馬から平岩に抜ける古道「天神道」で、あの生死を彷徨った恐ろしい体験を皆さんに伝えられればと、喜んでお引き受けしました。

8月24日、早速RKB毎日の東京支社にて録音取りが行われました。緊張する中でのおよそ30分のインタビュー、口が滑らかに廻らず閉口いたしました。

この番組は古代に北九州・博多湾の突端に位置する「志賀島(しかのしま)」に勢力を張っていた「安曇族」がどうして長野県・安曇野にまで進出して行ったのか?そして「塩の道」はどのように影響したのか?といったテーマで、松本猛・菊池恩恵共著『失われた弥勒の手』(講談社)の小説を基に、「安曇野伝説」が解き明かされてゆく構成になっているようです。この番組は10月9日から毎週日曜に九州で放送がスタートしましたが、残念ながら関東地方では聴くことが出来ません。

私の出演は第7回目の11月20日に放送されました。早速RKB毎日の製作担当の方がCDにして送ってきてくれました。

下の【   】をクリック頂くと11月20日の放送がお聞きになれます。

     【RKB毎日放送『塩の道から空の道へ』

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