油絵作品 2007年

霧の英国国会議事堂

サイズF10 製作年月日:2007年6月 題名:『霧のイギリス国会議事堂』
モネ作品の模写 この絵はロンドン・テームズ川から登る霧に包まれた国会議事堂を描いたものですが、この霧の中にボ~~ット映し出された建物を表現するのが大変に難しいのですが、あえてそれに挑戦してみました。これで私はモネ作品の模写は3作目になります。最初が【アムステルダムの港】 2作目が【睡蓮】でしたが(共に2006年度作品に掲載)、この3作品の絵には共通点があります。 それは”水”です。つまり題材が”海に浮かぶ帆船”であり “池に浮かぶ睡蓮”であり、”川の霧に浮かび出た国会議事堂”であり、すべて水がテーマなのです。モネは「帆船」に、「睡蓮」に、そして「国会議事堂」に興味があったのでは無く、目の前にある対象物を照らす”光”と、その結果生まれる”色彩”、そしてそれを包み込む”大気の表現”に関心が有ったのだと言われています。光、色彩、環境変化は季節そして時間帯で変わりますので、彼の作品には同一の環境・題材の連作が多いと言われる所以でしょう。モネは1900年ころからロンドンでの連作(積み藁、ルーアン大聖堂など)、1908年からはベネチュアの連作(黄昏、コンタリーニ宮など)を描いたそうですが、「睡蓮」の連作は1900年以前から死ぬまで描き続けていたそうです。そしてモネは庭師に命じて睡蓮が植えられる位置まで指定したそうです。つまりモネは睡蓮そのものの美しさよりも、その水面における配置に関心があったと言う事でしょうか。

秋葉大社・下社】

サイズF6 製作年月日:2006年9月 題名:『塩の道・秋葉大社・下社』
2005年5月26日に塩の道・一人行脚をスタ ートして3日目の宿泊地に夕方到着してそばの秋葉大社・下社に散歩に出た。すっぽりと大木に包まれた下社には参拝客は誰もおらず、神秘的な静けさの中に居た。

大鹿村から明石岳を

サイズ:F6
製作:2007年12月
題名:大鹿村から明石岳を望む

2006年5月2日に塩の道・第2章に出発して4日目の早朝肌寒い中、散歩に出た時「新小渋川橋」からの眺めである。昨日の夕方大鹿村に入ってこの橋を渡った時には明石岳が銀色に光っていてその美しさ「よし 油絵に描いてみよう」と思った。泊まった宿の床の間の掛け軸には次のように書かれていた。 『芸術は この大自然の 奇しき調和を 表現する』

【順子さん】

サイズ:F6
製作年月日:2008年2月
題名:『順子さん』

私のかみさんです。 この絵は何(十)年も前の白黒写真を油絵に表現してみました。とっても和服が似合うかみさんです。

コメントを残す