今年初の「七福神めぐり」東京の湧水に驚く!

<水の豊かな落合川>

今年の正月三が日は好天に恵まれ穏やかに過ぎた。4日(土)はNPO「江戸連」が主催する「東久留米七福神」に参加した。回る寺が5つしかなく不思議に思っていたが、どうやら「大圓寺」には七福神が全て揃っているそうで、ここが寿老尊、福寿録尊そして恵比寿尊となって数合わせをしているようだ。その分歩行距離は短くなり助かるが、それでも約8kmはあるらしい。集合場所は西武池袋線「東久留米」駅で午後1時にスタート。ここから南に下って5分ほどで「落合川」に突き当たる。この川の水がこのすぐ上流の「南沢湧水」なのだと聞き、その水の透明さと水量の豊かさに東京都内にこのような清流が存在することに驚かされた。

<落合川についてガイドを受ける>
<カワセミ・川越氏撮影>

結構早い水の流れと、緑の川草が水になびいている姿は安曇野を流れる「万水(よろずい)川」を思い出させる。日に1万トンの水を湧き出しているそうでこの地域の水道水の一部にも利用されているという。更に興奮させた出来事に、落合川べりを歩いていると、何と【カワセミ】が蛍光塗料のブルー色のように羽を輝かせて飛んできて木の枝に止まった。そして川面を見ながら餌となる小魚を狙っている様子。突然飛び出して水の中に飛び込んだ。中を泳いだかと思うと素早く空中に出て木の枝にとまりくちばしを動かしている。めったに見られない光景を見せて貰った。

<黒目川へりを歩く>

今年は初っ端から縁起がいいワイ。途中から北に進路を取り途中で「米津(べいしん)寺」(布袋尊)に寄って、その後「黒目川」へ出る。その川に沿って東に川ペリを歩いていると再び【カワセミ】が高い鳴き声を挙げながら近づいてきて木の枝に止まった。何という幸運が続くのだろう。川からチョコット入った三尊の「大圓寺」を通り、残る二寺「浄牧院(じょうぼくいん)」(大黒天尊)そして宝泉寺(弁財天尊)を回って東久留米駅に戻ったのは午後4時だった。今年は年初から幸運なシーンに巡り会えたので、良い1年であるように期待したい。

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