ゴールデンウイークのサイクリング

非常事態宣言下賑合う水元公園

今年のゴールデンウィーク(GW)は天候が不安定であったが、“5月4日は一日中陽気が安定”という予報が出ていた。子供たちも折角のGWをホームスティを続けては可愛そうと思い私が「4日にサイクリングに行こうよ」と提案した。目的地は私が息子の小さい時に最初に自転車で挑戦した「水元公園」に決まった。水元公園は東京都と埼玉県の県境に位置していて、我家からはおよそ16km。電動ママチャリに花奈加(小学2年)を載せてパパが先頭で、真ん中に功乃介(小学5年)、そしてアンカーが私の3連帯。

<花奈加と後ろお兄ちゃんの功乃介>

9時半に出発、言問通りを谷中を通過し寛永寺橋を渡って京浜東北・山手線をまたぎ、金杉通りに出て左折し三ノ輪まで直進。次に明治通りと交差する大関横丁交差点に出て、そこから日光街道に入り北進し、千住新橋で荒川を渡り梅田の五叉路を今度は日光街道から別れて斜め前方に入る道を選び四家の三叉路に出たら右折し大谷田橋交差点に出て飯塚橋で中川を渡ってお昼前に遂に「水元公園」に到着。この間に小休止は2回取ったが、私は皆に付いて行くのがやっとだったので、3年前の2018年6月に敢行した【酒街道】ひとりサイクリングの時と比較して体力の減退をまざまざと感じた。長期に続く<コロナ禍>が影響しているのだろうか。
それにしても緊急事態宣言下にも関わらず園内は家族連れで賑やかだったが、目的は我々と同じなのだろう。早速木陰の涼しそうな芝生に座って皆で昼食を摂る。腹ごしらえが済むと孫たちは遊具広場で飛び回っている。

<パパと孫たち>

午後1時半、いよいよ帰りの16kmに挑戦だ。帰りは岩槻街道から水戸街道に出て南下、東向島の交差点で明治通りを右折し今度は白鬚橋で隅田川を渡る。橋を渡った直後に何と私の両足がつってしまったのだ。まだ距離にして三分の一を残している。

<足をつって休憩した明治天皇行幸の場所>

一歩も歩けないが、ヒョイと横を見ると小さな広場になっていてベンチが有るではないか。広場には記念碑が立っていて「明治天皇行幸之地」と書かれている。明治時代にこの地に「三条実美」の別邸があり、太政大臣の要職ににあった実美が病に倒れ別邸で静養していた時に「明治天皇」が訪ねて来たという。その理由は、明治新政府発足後「征韓論」で政府内で対立が続いており実美が心労で倒れ、それを気遣って明治天皇が訪ねてきたのだという。今は「渋沢栄一」で世間が湧いている時に、「明治維新」に関連した地で偶然にも私の両足が突然つるとは何という因縁か!!
20分ほど休むと足の方も普通に戻り再スタート。明治通りを進み三ノ輪に出てそこからは往路と同じ経路で自宅までまっしぐら。自宅到着は3時過ぎ。大いに疲れた一日となった。  
孫たちよ、サンキューベリーマッチ!

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