2008年3月2日 トピックス

【文京境界道をグルリ一周】

1月27日の日曜日。文京区をグルリと一周を一人で歩いて来たのですが、そのウオーキング・レポートは下記の<文京を歩く会だより>欄に掲載してありますのでご一読ください。しかしその境界道の中で湯島【妻恋神社】を通過しますが、ここが何とも興味高い一角でありまして、なんと神社の隣にはピタリとピンクのラブホテルが貼り付いておりました。

【江戸名所道外尽 二十八 妻恋ごみ坂の景】

         歌川広景 画 1859 (安政6年)

この題名が面白い。歌川広重が【江戸名所】を描いていたが、その門弟子の一人広景が【名所道外尽】として意外な場所をユーモラスに描いた版画(戯画)のその一つであろうか。この絵は妻恋神社の前にあった坂を描いているが現在は「妻恋坂」だが当時はゴミ捨て場が近くにあったので「芥(ごみ)坂」と呼んでいたらしい。またつま先を立てて上る坂という意味で「立爪坂」とも言っていたらしい。桜散る頃、坂の途中の便所で用を足す侍と、その臭いに思わず鼻を覆う従者と飛脚。この辺は眺望が良くて坂の向こうには浅草の五重塔が見えている。

なかなかユーモラスで ユニークな情景ではないか!

この地「湯島」は昔から”五感をくすぐる”地域だったのであろうか。

   (版画は文京区教育委員会発行【版になった風景】より転写

◎ 【文京境界道ぐるり一周】本文へ<クリック

2008年8月8日 トピックス

◆これまでで最大サイズの油絵完成!

私にとっては最も大きなキャンバスF30(910X727mm)に挑戦しました。4月から描き始めて6月末に完成しましたが題材は「塩の道・一人行脚」のときに通過した千国街道の「下里瀬」から山奥に入った「池原」付近です。山街道を歩いておりますと、この様なシーンに遭遇します。木々の生い茂った薄暗い街道の先に煌々と太陽光線が輝く曲がり角が見えてきます。そんなところには必ず道標が立っていて、歩いている者には、「あの先を曲がると次はどんなスバラシイ景色が展開しているのだろう?」という期待で気持ちをワクワクさせるのです。
今回はキャンバスのサイズがイメージ出来るように私を脇に映してみました。

写真家になってみた? !

私は実は小学生の頃、親友が写真屋さんの息子であったこともあり、写真に大変に興味がありまして撮った写真を現像したり、引き伸ばしたり、ハート形に変形現像したりと親友の家の暗室に潜入して遊んだ思い出があります。大学時代には岡山県・鷲羽山から瀬戸内海の夕日をバックに家路に急ぐ釣り船が一斉に戻ってくる姿を撮った白黒写真をある写真コンテストに応募した事もあります。そんな過去があったせいか知りませんが、先日友人から「ポップスの女性シンガーの玉子の写真を撮ってみませんか?」と誘われて、「はい!」と返事をしてしまったのです。それから慌てて昔使った一眼レフ(ミノルタ SRT101)とズームレンズ(MD100−300/5.6)を押入れから探し出したのですが肝心な三脚が見つからない。カメラをいじくるのは20数年ぶりだろう。当然カメラの電気系統(自動絞り調整機構など)は完全に故障してしまっている。それでもズウズウシク6月2日友人に連れられて撮影現場の千葉県・富津海岸に向かう。そこでポップシンガーのナオミ君とご対面。撮影の目的は彼女の新曲のジヤケットになる写真録りとのこと。絞り、シャッターSPは過去の経験から感で設定。こんな状態で期待する写真が撮れるのだろうか。とにかく一生懸命100枚ほど夢中でシャッターを押した。ナオミ君の新曲は10月13日(体育の日)に草加市で開催のイベントで発表されるとのことである。小生の撮った写真の中から2枚ほど下に掲載しておきましょう。

 New !! 【ナオミ君写真集】はこちらをクリック。

       スライド機能でお楽しみ下さい。(左移動している写真のどれかをクリックすると、その写真が選
          択されますが」、その画面の下段に「Auto Play」というボタンがありますので、そこをクリ
          ックしますとスライド機能が楽しめます。)             

       如何でしたか? 写真家としての才能はどの程度でしょうか???

  TOPぺージへ戻る