文京区高齢者クラブの研修旅行で名古屋城を訪ねる機会がありました。現在は名古屋城が改築中で閲覧できませが、本丸御殿は平成21年から復元工事がスタートして昨年(平成30年)6月に完成し公開が始まり、今回内部を回覧する事が出来ました。玄関を入るや金色の部屋部屋で、こんな中で本当にやすらぎが得られるのか甚だ疑問に思いましたが、貧乏人の僻みなのでしょうか。
1945年の空襲で本丸御殿は全焼したのですが、竹林の中を歩く豹や虎を描いた襖絵は当時別の倉庫で保管されていた為に焼失を逃れたというから驚きです。また「竹林豹虎図」が描かれた頃には日本に生きた豹や虎が居たわけでは有りませんので何かを模写したことになりますが、それにしてもこのリアルな表現には驚きでした。