拙著が並んだ!

拙著『翁の街道ひとり旅、そして夢想』が近所の「あおい書店」のレジの横に平積みして頂いています。お陰様で、町会の人、老人会の方々が買いに行ってくれておりまして、感謝!感謝です。広く多くの方々に読んで頂くと、いろいろな意見が聞こえてきます。嬉しくなるようなものもあれば、手厳しいものもあります。そのいくつかをあげてみましょう。
・「翁」と「夢想」、と聞くと何か宗教の本みたい。
・表紙のデザインがいい。なんともユーモラスな画で勢いがあって、宮さんらしい。
・表紙全体のライトブルー系の色がいい。
・まだ「翁」なんて言う歳では無かろう。
・「日本復活私論」の内容は、なにやらナショナリズムが強すぎやしないか。
・「ひとり旅」は自分があたかも歩いているようで、楽しく読ませてもらった。などなど。

ところで題名に「翁」を使った理由ですが、70歳を過ぎた人物が「ひとり旅」とか、「日本が変わる夢」といった内容のエッセイを、いい歳こいて発表するには何か初っ端に付ける適切な「単語」が無いものかと思い巡らせました。ふっと頭に浮かんだのが、2009年10月に書いたエッセイ『翁のひとりごと』でした。「翁」とは老人男性(つまりジジ)を言いますが、自分で言うときは”へりくだる”気持ちから、そして相手に言うときは”うやまって”言うのだそうですから、何とも大変に都合のいい「単語」だと知り、今回使わせてもらった訳です。蛇足になりますが、老婦人(つまりババ)は「嫗(おうな)」と言うそうです。

これからもどんどん皆さんからの読後感想をお聞かせください。よろしくお願い致します。

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