ワイフがアートフラワーをもう２０年以上も続けているが、彼女の作品の中でとてもかわいらしい（だから稚児と呼ばれるのか？）ユリに心引かれ油絵にしてみました。そしてなるべく筆よりヘラを使ってみようと特にバックは全部ヘラ描きです。 今は私のベッドルームに掛けられていて私がベッドに入いると正面にこの絵が迫って来るのです。
母が世話していたサボテン、母が他界した後は時々水を与えるくらいで放ったらかししていたのですが、昨年の今頃なんと葉先に真っ赤な蕾を付け、それが見る見るうちに大きな花を咲かせたのです。感激した私はそれを写真に撮り、早速その不気味な花形を油絵にしたのでした。そして今年３月そのサボテンがこの油絵の返礼なのか７つほどの花を咲かせそれは見事でした。
文京区には１００以上の坂があり、私はこの鐙坂が好きな坂の一つである。その名の由来は昔この付近に「鐙」（馬に乗るときに足を掛ける馬具）を作る人が住んでいたとか言われている。 この坂の中ほどから左に入ると樋口一葉が住んでいた住居に行くことが出来る。ということは一葉は後楽園の脇に有る安藤坂の「萩の舎」に中嶋歌子から和歌を習いに、そしてまた恋人？の中井桃水に小説の書き方を習いに出かけるときにはこの坂を一人ワクワクしながら上って行った事になる。それを考えただけでも魅力的な坂だ。