油絵作品2009

【雪の妻籠宿】サイズ:F8,製作2009年6月

いろいろな絵を描いてくると、今度は白、黒の世界を描いてみたいなどと勝手な事を考え始める。白と黒の世界といえば、ピ~~ンと来るのが「雪化粧」の姿であろう。そこで妻籠宿観光協会の写真集の中から探し出したのがこの妻籠(つまご)宿の冬景色で、これを私なりに油絵にしてみました。 寒々とした感じが出てますか。 これをアトリエで描き上げる頃は初夏になっておりましたが、涼しく感じながら描くことが出来ました。 (妻籠宿観光協会のHP上の「南木曽写真館」の中の写真から描かせて頂きました。)

【函館・大沼公園から駒ケ岳を望む】

サイズ:F8
製作:2009年2月
2008年11月11日から3泊4日で函館・登別・富良野・札幌の旅に出た。一番の目的は「五稜郭」を自分の目で見たかったからだ。しかし絵にするなら大沼公園からの「駒ケ岳」かもしれない。頂上の形が何とも言えないのだ。

【順子作品のバラ】

サイズ:SM
製作:2009年2月
ワイフが作っているアートフラワーの中で、何ともいえない愛らしさを感じた【バラ】を油絵にしてみました。私の気に入った作品の一つです。

題名:【弟】
サイズ:SM
製作:2009年10月
2009年の夏に長野に墓参に出掛けた時の夕食時のスナップ写真の中に、弟の面白い顔をした写真がありましたので、それを油絵に描きました。 彼の定年退職後に迎えた最初の誕生日(2009年10月)に、この油絵をプレゼントとして彼に贈りました

【雨の妻籠宿】サイズ:F8,  製作:2009年12月

作品「雪の妻籠宿」とほぼ同じ場所を描いていますが、こちらは雨が上がったばかりの街道筋。 濡れた地面に外灯の光が薄っすらと反射しています。この絵も家の軒下の“黒い影”に注意して描きました。この妻籠宿のそばに島崎藤村の「夜明け前」で有名になった「馬籠宿」があり、私は宿場としては馬籠の方が好きなのですが、その理由は馬籠は山の斜面に張り付くように出来た宿場で、昔中仙道を旅した人には宿からの眺めが最高ですから キット馬籠宿での一夜で疲れを癒されたことでしょう。 しかし宿場の姿を絵にするなら妻籠宿のほうが良さそうです。

【雪庭】サイズ:F8,  製作:2009年9月

妻籠宿脇本陣奥谷の和座敷から雪庭の風景。 障子に射している太陽光も緩やかに感じるのでキット午後のひと時のようだ。 ある方がこの絵を見ながら「雪化粧の静かな庭が美しい。こちら側手前の障子を思い切って開いてみたくなる衝動が襲ってきた」とおっしゃっていました。 そんな感想を戴くと、「ああ、描いてよかったな~ぁ!」と思うのです。

【TOKYOベイ】 サイズ:F8 X2 製作:2009年4月

千葉県・富津公園から対岸の横浜方向を描いた油彩。ボ~~ットした曇り空の下、対岸が蜃気楼のように横に広がって見えていた。よどんだ東京湾の水、堆積した茶色がかった砂、何ともはっきりとしない構図のようだがこれが“Tokyoベイ”の姿か。キャンバス・サイズF8に描いてはみたが、対岸のダルな景色の拡がりが表現できない。そこでもう一枚のF8に描いてそれを繋げた。ここで描きたかったのは美しい彼女の姿では無く、対岸のボワ~ットした拡がりだったのだが。 どうでしょうか、拡がりを感じて頂けますか。

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