今が最高の陽気だ!

2020年6月5日(金曜)朝6時、外には真っ青に晴れ渡った空が広がり、昨夜から開け放なししていた窓からは涼しい風が流れ込む。早速「朝の散歩」に出た。玄関を出るとチョット冷た目の空気が美味しい。我が家の外階段を降りる所にある「枇杷の木」には、色つき始めた「実」がビッシリとなっている。夏の盛りになったらこの成果物を頂くのが楽しみだ。
我が家を出て北側にある住宅地「西片」はまだひっそりと寝ている様で大変に静かだ。

すれ違う人も稀で、家々の玄関先に植えられた花々が咲き誇っており、それを覗き込みながら歩くのも気分を爽快にさせる。
今は「あじさい」が満開で「鞠あじさい」「額あじさい」「柏葉あじさい」と色々な種類が楽しめる。ここ辺は『本郷台地』の一部で、江戸時代は備後福山藩11万石の老中阿部候の中屋敷で明治に入って東京大学が近いことより「学者町」と言われ、

多くの学者/文人が住み、夏目漱石や佐々木信綱などもこの地に住んでいた。西片の住宅街を抜けて白山上に出て、そこから「白山神社」へ向かう。
『白山台地』の突端にある白山神社は文京区内にある「梅の湯島天神」そして「ツツジの根津神社」と並び「あじさい寺」として有名である。

<あじさい寺>

丁度6時半、白山神社の広場では近所の住民が集まりラジオ体操をしていた。その姿を見ていると、今東京を、そして全世界を襲っている「コロナ禍」が信じられない。しかし体操している皆さんがソーシャル・ディスタンシングを守っていた。

白山台地を下り丸山福山町を突っ切るが、このあたりに来ると人通りが多くなり、ハット気がついて「マスク」をした。この地は樋口一葉が最後の2年間を住んだ所で、この街の事を作品「にごりえ」に書き残している。白山通り沿いに歩き「一葉終焉の地」の脇を抜けて我が家に到着、約1時間の散歩でした。あ~!気分最高!!
しかし天気予報では日中は30度を超える今年になっての最高気温となるので熱中症に要注意と言ってるので朝だけの喜びとなるかも知れない。

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