空から見るとビッグな「近代アート」を見ることがでいる。上図<写真1>は見方によっては毛糸を編んだセーターの図柄の様にも見える。下図<写真2>は虫とか動物の移動を表現した絵だろうか?
しかし現実は、この絵を拡大鏡を使ってよくよく見て行くと、この絵の制作過程が見えてくる。下図<写真3>で左上から下に伸びた黄色いラインをジーット見て欲しい。
これでこの絵画の製作者が誰であったかお分かり頂けよう。そう「自転車」なのだ。中国では数年前に「シェアサイクル」が大ブームをとなり、どこからどこまで乗っても低額で自転車を借りることが出来て、シェアビジネス用の自転車台数が宇宙数学的に増えた。しかし最近はこのブームも去り多くのサービス会社が倒産し、自転車は放置されたが、この写真は杭州にある「シェア自転車の墓場」を上空から撮った写真なのである。
この山は、日々高度が高くなってゆくという特徴がある。それは下図<写真4>のように地面から撮った写真でご理解頂けよう。
これは「滅びゆく中国」を示唆する一場面なのである。