「フレイル予防」と「早朝ウォーキング」

私達高齢者に取ってはあまりにも過酷な夏を迎えています。地球温暖化によって、もう日本は”熱帯気候”になってしまったのかも知れません。今年の夏も何かシンガポール駐在時に体験した気候と同じ様に感じます。<コロナ禍>の中で都民には第4回目の「緊急事態宣言」が発動され、私達は益々「巣ごもり生活」を強要され続けています。政府の無策は遂に”感染第4波”に突入させ、感染者数はうなぎ登りで、その中で何と「東京オリンピック」も始まりました。

文京区の高齢者クラブでは、『フレイル予防活動』に力を入れています。「フレイル」とは「虚弱」という意味で、何でも出来る「健康」の状態から人の力を借りねば生活できない「要介護」の状態に移行するまでの期間を「フレイル」と呼ぶようになりました。<コロナ禍>での生活は私達高齢者には容易に「要介護」状態に落とし込む危険を孕んでいると言えましょう。

夏の暑さは私達を益々籠りがちにさせるので、私の地区の高齢者クラブでは早朝の「不忍池・蓮の花鑑賞」ウォーキングを企画しました。まだ空気が冷たい朝6時スタート、ゆっくりと歩いて30分ほどを掛けて不忍池に到着しました。皆さん、薄っすらと汗をかき、池一面に咲いたピンク色の蓮の花を見ながら、すがすがしい気分にさせてくれて大変満足致しました。

「フレイル予防」には、【①規則正しい食事】と【②適度な運動】を取りながら、そして【③社会活動への参加】が3つの柱になっているそうです。
頑張って生き残って参りましょう。

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