知人が「本屋に行ったら、あなたの本にポップが付いていましたよ」と、ご丁寧にスマホで写真を取って送ってくれました。本を書く者にとって、このポップが付くと言う事は大変に嬉しいのです。その訳は前々回のブログ【本の物流と常備配本】の所で述べましたが、基本的には本を宣伝してくれる所はないのですが、もし書店側が「この本は動きそうだから、もっと宣伝を掛けよう」と判断してくれると、書店側でポップを作ってくれて、入り口の正面あたりに本を平積みにしその上にポップを置いてくれるのです。著者に取ってこんな嬉しい事は有りません。このPOP(Point of Purchase)を置いてくれた書店とは文京区・春日の「あおい書店」ですが、きっと地域の沢山の方々が拙著を買って頂いたことで、店長の目に止まってポップを作ってくれたのかも知れません。
ポップといえば、小生が初めて出版した『伊那谷と私』(2005年4月)も伊那市駅前の書店「Book&Cafe」の店長さんが ”東京人がよく伊那谷の詳細を書いてくれた” と感心し、その内容も気に入ったとして、ポップを作って販売してくれたのです。そのお陰か、NHK長野放送の夕方のニュース番組の中で我が本が ”南信のベストセラー”と紹介してくれたのです。とすれば今回の『翁の街道ひとり旅、そして夢想』は ”本郷西片のベストセラー”と言えましょうか? 本当に書き屋として有り難いことですし、そして嬉しい事なのです。ありがとう!